今季絶望

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日記で書いていた思いをここには記していきたいと思います。

7/26、定期健診へ。

診察で、「再骨折の可能性がある」と言われた。

「は?」
最初の素直の感想はそう思った。今後とる行動としては四つ。一つは経過観察で骨がくっつくかどうか、二つ目は超音波治療で骨癒合を促進させるか、三つ目は再手術。四つ目はサッカーをやめ、今後一切無理をしないこと。
最悪の気分だ。母親に同伴してもらってよかった。母親が多少のことは聞いてくれていた。ただその時の僕は全く頭が働かず、医師に聞きたいと思っていたことをほぼ聞けなかった。
今後どうするかについて考えていた。大きく選択肢は二つ、「続けるか」「やめるか」。やめるかという選択肢について今までのサッカー人生で頭をよぎることはあったが、明確に天秤にかけて考えたのは初めてだ。

正直言ってやめたい。初めてそう思う。つらい、ここまでして、こんなにも時間とお金、労力をかけてなぜこんなに苦しまなければいけないのか。サッカー選手の寿命はただでさえ短い、そしてプロになれるか当落線上の選手がこの歳でこの長期離脱はあまりにも絶望的すぎる。まだプロになるためにやるべきことなんてたくさんある。個の能力、そして実績だ。
少しでも多く公式戦に出場し、結果を残してステップアップしなければいけないのに、試合に出れないどころか今シーズンが終了してしまうとは。本当に信じられなかった。
これでこの冬の練習参加はほとんどすることができないだろう、そして仮にセレクションに参加しても見込のないグループに放り込まれるだろう。絶望的すぎる。泣きそうだ。ここでやめて今後長い人生を生き抜くための勉強や将来確実にタメになることを積み重ねるほうがきっと人並みの幸せが得られる。今まで特殊だった生活に終止符を打って普通の人生を歩むのもありなのではないか?

ただやはりやめたくないと思う自分もいる。

「後悔しないか」

この一点に尽きる。長い人生、プロになれなかったという事実をずっと引きずって生きていけるのか。次のステージへ進めるのか。
生きていける自信がない。とにかく怖い。状況は最悪だ。サッカーができるかどうかすらわからない。どうすればいいのか全く分からない。もう24歳という事実。大学も卒業する。いつまでも夢を追い求めていていいのか。ずっとぐるぐるうずめている。最悪だ。

続けるのならやるべきことはたくさんある。まず治すために高い超音波治療を受け続け少しでも早く回復すること。そして正しい足部に戻すこと。そしてムーブメントトレーニングをしっかり行い動作も直さなければいけない。そしてキックの精度、トラップの質、治すべきはたくさんある。なのに、サッカーができない。焦りもやばい。やめてしまえばそういった悩みからすべて開放される。

サッカーが普通にできることがどれだけ幸せか。サッカーで飯を食えるなんてどれだけ素晴らしいことか。サッカーがしたい。せめて挑戦くらいさせてくれ。なぜこんなにもサッカーをさせてくれないのか。

後日談?

今はもう続ける覚悟ができたがとにかくこの時はどうしようかかなり悩んだ。やめる正当な理由をたくさん並べやめる決心をしたいと思ってしまうくらい追い込まれていた。
ただどんなに並べても、やめられなかった大きな要因は二つあった。
一つは、後悔することをとにかく恐れたからだ。サッカー選手にはリミットがある。後から再挑戦なんて不可能だ。やめてしまった時点でJで活躍することは不可能になる。

僕自身、サッカー選手としての才能はあると信じているからこそ、やはりプロで活躍するまでやめられない。少なくともプロレベルを肌で実感するまでは。肌でプロを感じて無理ならまだあきらめがつくかもしれない。ただそれを感じることなくやめることだけはできない。「あの時続けていればなあ」なんて絶対言いたくない。

そしてもう一つは何よりも僕はサッカーが好きだからだ。
逆境がとにかく多い人生だった。高校時代から怪我に悩まされ、ドイツ時代もロックダウンでプレーすること許されなかったり、日本に戻ってきてもコロナの影響で練習参加させてくれるチームもほとんどなく半年ちかく近所の公園で一人でサッカーをしたり、ようやくチームに所属することができシーズンを戦い抜きある程度の自信を得られこれから練習参加、セレクションという時に大怪我を負い、手術。そして現在に至る。ここまで持っていないやつもそういないだろと皆に言わしめるほどの引きの強さを持っている。でもこれら全てを何とか乗り超えてきた。
周りの人の助けや支えがあったのももちろん大きかった、ただ一番は僕がサッカーが大好きだったからこそだろう。改めてそれを再認識できた。もうこれ以下のじょゆきょうなんて死にまつわることしかないだろう。そこまでの経験をできるなんてついていると思う。ただでは終わらない。
必ず這い上がってやる。
ここを乗り越えた時、また新しい自分に出会えるはずだ。とにかく自分を変える。未来の新しい自分に思いを馳せて。

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